ウォームアップの前です。「ルール オブ テニス」の規則9に「エンドとサービスの選択」という規定があり、その中に明記されています。

トスの勝者は次の3項目から1項目選択することができます(規則9)
  a) 第1ゲームのサーバーになるかレシーバーになるかを選びます。
    ⇒この場合トスの敗者はエンドを選ぶことになります。
  b) 第1ゲームのエンドを選ぶ。
    ⇒この場合トスの敗者はサーバーかレシーバーのどちらかを選びます。
  c) トスの敗者にaかbのどちらかを先に選ばせる。

通常は相手プレーヤーと行ないます。ダブルスの場合はネットを挟んでストレートで向き合った相手プレーヤーとお願いします。

特に決められてはいませんが、次の順番で行うことが多いです。
 ① グランドストローク(ロングラリー)※ミニテニスは行いません
 ② ストローク対ボレー ※一方のプレーヤーが前に出てください
 ③ ロブ対スマッシュ ※②のポジションのまま行います
 ④ ボレー対ストローク ※③と逆のポジションで行います
 ⑤ スマッシュ対ロブ  ※④のポジションのまま行います
 ⑥ サービス対レシーブ ※各プレーヤーが4本ほど打ってください
【補足】東広島市テニス協会主催大会において5分間のウォームアップが設定された場合は、時間配分の参考として①から⑤までは各自が5球程度、残り時間でサービス練習を行うくらいが目安とお考えください。

試合前にコート上でウォームアップができる場合があります。その際は実際にプレーするショットや体の動きなどを確認して、試合開始直後からベストのプレーができるように調整することを目的として行なってください。
体を温めたり怪我を予防するといった運動はそれ以前のランニングやストレッチなどで対応をお願いします。